2020年 07月 02日
Hepaticaと春の野花一覧
自然界の動植物ですが
近所の森で
北米原産の春一番を知らせる野花といえば
注)ニューヨーク州内でも、各野花の開花時期は微妙に異なり、あくまでも近隣地域での”最初”です、あしからず。
Hepatica(発音こちら)
ヘパティカが近い表記かと。
葉の形が人間の肝臓に似ている事で
ギリシャ語 hēpatikós肝臓からの命名
↓2016年は彩りが全くない森で
雪解け後、一番に美しい姿を見せました
↓パブリックドメイン
2017、2018年は
いつもの場所で花を咲かせなかった
ヘパティカ
昨年も花は無しと思っていたら
通常の場所から数メートル離れて
どうにか蕾を持つ↓を発見する
春の到来が比較的早かった今年
二週間ほど早く蕾を発見して
小躍りしそうなくらい嬉しかったのですが
綺麗に開花しなかった、、、、
蕾のままがずっと続いて終了
憶測ですが
気温の上下が、いつにも増して急激で、
植物も、
その変化に対応しきれなかったのかしらと
昨年も
90%のトラウトリリーは
発芽しても花を咲かせる事なく終了
それと同様の状態を
ヘパティカが辿っている様に見えました
嬉しい事は、
森で葉の下や日陰と
人が気づかない様な寂しい場所に
控えめに咲き始めるこの野花が
日当たりの良い場所で
その数を増やしている事です!
この可憐な野花が
過酷な冬を、
誰の手助けもなく生き延び
春にその美しさを開花するのは
大袈裟に聴こえるかもしれませんが
まさに奇跡
自然界の不思議と魅了は
森の中、至るところにありますが
時として人間の力が及ばない
“超人的な力”を
古代の人達は怖れ敬った気持ち
自然と隣あわせの生活の中で
暫し感じる事があります
パブリックドメイン↓
北米大陸の春の野花
春は一気に花が開花して
各野花、記録詳細出来ぬまま
六月、バラ科が咲き乱れ、
初夏の花も到来して、既に七月入り
季節感ずれておりますが
四、五月の春の花一覧を備忘
近所の森で、雪解け一番に力強く咲く花は
原産種ではなく
↓一番左上、
黄色い外来種coltsfoot
Wikiによると日本語ではフキタンポポという様です
その後に北米原産種
ヘパティカが美しい姿を見せてくれます
下の春の野花は左一番上を抜かし
全て北米原産の野花です
昨年の春の野花一覧も時期を逃し
備忘できなかった為
2019年の春の空と四月の野花他
新しく訪問した処など想い出を記録
by Bopeep17
| 2020-07-02 13:47
| 春の野花